人間の脳は10%しか使われていない?
投稿日時:2017-10-02 14:29:34
人間の脳みそは全体の10%くらいしか活用されておらず、あとの90%は休眠している……そんな噂をきいたことがないでしょうか?確かに、ケガや病気で脳細胞が破壊されても、リハビリなどによりある程度回復できますから「眠っていた部分が目を覚ました」と思えるかもしれません。しかし、実際のところ脳細胞はほとんどがきちんと活用されています。
何故脳が10%しか使われていないと考えられてきたかというと、人間の脳は脳機能において重要な10%程度の神経細胞とは別に「グリア細胞」と呼ばれる物質が残りの90%のほとんどを占めているからです。このグリア細胞がかつてはさほど重要な機能をしていると考えられていなかったため、このような噂が生まれてしまったのです。
現在では、このグリア細胞も脳機能において重要な役割を担っていることがわかっています。リハビリなどを行って脳機能がある程度回復できるのは、失われた細胞の機能を、他の部分が代替して行うことができるようになっているからです。決して眠っていた細胞が活動を始めたからではないのです。
今では常識のように思われていたことでも、研究が進むにつれて真実がわかることがままあります。自分の先入観を取り去って、正しい最新情報を考えることが重要です。
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ニキビは自力で治すものではない
投稿日時:2014-05-21 13:54:01
昔は、ニキビは思春期の頃にできるもので、思春期を過ぎてしまえばできないものという考えがありました。しかし、現代社会はストレス社会と呼ばれるほど、どこかで何かしらのストレスを感じながら、生活送っているはずです。
ニキビができるのは思春期の頃なんてのは、もう古いんです。大人になっても「ニキビ」はできてしまうんです。大人になってできたニキビだと、昔にやった対処法でなんて事をしてしまいがちですよね。実は、そのセルフケアが間違っていることも考えられます。そうするとニキビがよくなるどころか、悪化してしまいす。
ニキビが出来たら、触らずに皮膚科へ行くのが一番早くよくなる方法なんです。それに、大人になってからできるニキビはストレス・睡眠不足・食習慣・洗顔方法など、様々な事が原因で大人ニキビは出来てしまいます。皮膚科によっては、ただできたニキビを治療するだけでなく、そのニキビが出来た原因から改善しようと一緒に考えてくれたりもします。
思春期ニキビ・大人ニキビともに、自力で治すことは考えず皮膚科へ行って早く治す道を選んだ方がいいとは思います。
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マグロの目玉を食べると記憶力が上がる?
投稿日時:2014-03-31 17:21:20
マグロの目玉を食べると記憶力が上がるという噂がありますが、これは本当なのでしょうか?気になる医療の噂を徹底解剖したいと思います。
まず、噂の根拠にあるのはマグロを初め、魚の目玉にはDHAがたくさん含まれているということです。同じように、人間の脳の神経細胞にもDHAが含まれています。よって、マグロの目玉を食べると、記憶力が向上するのではないかといわれているんです。
しかし、これは真っ赤なウソなのです。第一、現在の医療において、DHAがどのようなはたらきをしているのかは未だに解明されていません。ですから、マグロの目玉でDHAを摂取しても、脳の神経細胞に影響があるということは立証できていないのです。それに加え、人間は自身の体内でDHAを生成することができます。だから、もしも、DHAが脳を活性化させるはたらきを持っていたとしても、マグロの目玉を食べる必要もないのです。
よって、マグロの目玉を食べると記憶力が上がるという医療の噂は全くの出まかせなのです。
お茶で薬を服用してはいけない?
投稿日時:2014-03-24 14:33:39
せっかくの薬のチカラを最大限に発揮させるために、気を付けないとならないことがあります。その中でよく耳にするのが、薬を飲むときの飲み物です。
一般的には水やぬるま湯が適しています。それは医療成分がなんの影響も受けないで、体内に取り込まれるためです。
しかし、たまたま近くに白湯がないときなど、そばにある飲み物で済ませてしまう場面も出てきます。そんな中でも、お茶で飲んでしまってはいけないということは頻繁に聞きます。
その理由をしっかりと知っている方は、案外少ないのではないでしょうか。医療にはちゃんとした理由がありますので、知っておくと間違いがありません。
お茶にはタンニンという成分がたくさん入っています。このタンニンが薬の成分の吸収を妨げてしまうのです。
ですから、必要な量の成分が体に吸収されず、当然効果も出てこない状態になります。このように医療で間違いによって、大きな効果の違いや影響も出てきます。
しっかりと事前に知識を知っておくことが大切です。
暗い所で本を読むと目が悪くなる?
投稿日時:2014-03-17 13:21:34
小さいころから言われることの一つに、暗いところで本を読むと目が悪くなるというものがあります。実はこれは医療関係者から見ると全く根拠のないことで、確かに本が読みづらいため、一時的に目が疲れることはありますが、視力が低下するようなことはありません。
昔よりも照明が明るくなっているにもかかわらず、視力が低下している人が増えていることから考えてもそれは分かります。ただ、普段よりも目を酷使する作業には違いなく、眼精疲労などで医療関係者のところに来る人はいます。
暗いところで読書をして、視力が低下することはないとは言え、医療に関わる人間から言うと、やはり目が疲れるようなことをするというのは長期的に考えるとあまり好ましいことではありません。特に大人になってからは、パソコンや携帯などでも目を酷使していますので、これ以上ストレスを与えない程度の明るさで、ゆったりと読書を楽しむようにするのがベストな選択といえます。